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溶接工不足を解消、高精度3Dレーザー加工機による新工法が工期短縮を支援最大15mの部材加工を実現

建築ラッシュがいまだ続く中、コスト削減に向けた工期短縮が建築業界の共通課題となっている。一方で深刻さを増すのが、建築で不可欠な溶接工の人材不足だ。そうした中、溶接の工数を抜本的に削減する新たな工法が注目を集めている。

» 2021年06月01日 10時00分 公開
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 東日本大震災からの復興需要や国土強靭化計画、首都圏の再開発などを背景に活況を呈する建築市場。ただし、その中にあっても受注側には工期短縮を通じた各種コスト削減が、同業他社との競争を勝ち抜くために強く求められている。さらに建築業界の課題となっているのが、若者の現場離れと技能工の高齢化が相まったことでの人手不足だ。そのことは、いわゆる「手持ち工事高」が増加傾向にあることからも容易に見て取れる。

 とりわけ深刻さが目立つのが溶接工の不足だ。溶接作業は建築構造体を構築する上で不可欠で、建物の安全性維持にも大きく関わる重要な工程だ。溶接工にはその専門性の高さから各種資格が必要とされ、また、技能を磨くために一定の期間も要すことから、短期に優秀な溶接工を育成するのが困難という背景がある。

 溶接工不足の中、現場での大量の溶接作業が工期短縮のボトルネックとなっている。工数削減のために工場でのプレ加工という手段はあるが、納期がそれだけ長引くだけでなく、ユニットが巨大化するほど物流コストも増してしまう。

 これらの課題解消を支援する新たなアプローチとして今、脚光を浴びているのが、部材側の工夫による溶接作業の抜本効率化だ。劇的な工数削減を実現しつつ最大15mの部材加工が行えるという新工法とは、具体的にどのようなものなのか。

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