TechFactory会員の皆さまに、注目のセミナー情報をお届けします。
進化するモビリティと、深化する品質創造
〜MaaS/CASE時代の開発技術最前線〜
モビリティ市場は100年に1度の変革期を迎え、サービスやプロダクトは日々進化し、その開発手法もアップデートを繰り返しています。
かつて夢とされていた機能が、もはや当たり前のものとして実装される今、過去に例のないプロダクトやサービスに求められる「品質」とは何か?その根源的な問いを形にすることが、必要とされているのではないでしょうか。
ベリサーブは、高い信頼性を求められるドメインの品質向上を長年にわたって担ってきた経験と、常に最先端の技術を取り入れる研究ナレッジをもって、新時代の「品質創造」の挑戦を続けています。
ベリサーブ オートモーティブ カンファレンス2021では、モビリティ開発の最前線に取り組むゲストや、モビリティ社会の未来を洞察する有識者をお招きし、進化するモビリティの「品質の創造」を考え、深化する品質創造のあり方を共有いたします。
プログラム1 (40分) |
基調講演:自動運転社会の実現に関する取組について 自動運転には、交通事故削減や渋滞緩和、移動弱者支援、物流ドライバー不足解消などへの貢献が期待されています。本講演では、総務省が所管する通信行政の観点から、我が国で昨年3月から商用サービスが開始された5GやBeyond 5Gに関する取組も交え、5G時代のコネクテッドカーや自動運転の姿を展望し、自動運転社会の実現に向けた取組をご紹介します。 総務省 総合通信基盤局電波部移動通信課 新世代移動通信システム推進室長(高度道路交通システム推進室長) 五十嵐 大和 |
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プログラム2 (40分) |
基調講演:MaaSが都市を変える〜移動×都市DXの最前線〜 MaaSやCASE、自動運転や新しいモビリティサービスの普及は、都市やまちに大きなインパクトをもたらします。MaaSの本質とは何か、モビリティ革命が都市やまちづくりにどのような影響を及ぼし、そのために日本が先行して取り組むポイントは何か、ニューノーマル時代を見据えて、品質管理のニーズが一層高まっていくことは確実です。移動と都市DXの最前線を、先進諸国の取り組みを交えて講演します。 一般財団法人 計量計画研究所 理事 兼 研究本部企画戦略部長 牧村 和彦 |
プログラム3 (40分) |
基調講演:これからの車載ソフトウェア開発と品質保証 より高度なセキュリティの実現、自動運転や高度運転支援への対応など、車載ソフトウェアへの要求が多様化する中、OTA(無線通信によるソフトウェアの更新)、ODD(運行設計領域)といった道具立ての整備が進んでいます。ソフトウェアの開発方法やその品質保証の方法もこれらに合わせて変えていかなければならない部分があります。本講演では、そうした車載ソフトウェアをとりまく環境の変化や背景を整理した後、これからの開発方法や品質保証に求められる要件を解説します。 名古屋大学 大学院情報学研究科 准教授 株式会社ティアフォー 技術顧問 森崎 修司 |
プログラム4 (40分) |
基調講演:「電費」時代の自動車産業〜クルマは仮想空間で稼ぐ EV(電気自動車)の時代は自動車産業の競争軸が変わります。ガソリン車は燃料の消費効率、いわゆる「燃費」性能が重要でした。しかし、電気というデジタルな動力源を使うEVはその価値が充電1回でどれだけ走るか、ということだけでは決まりません。燃費に対する「電費」性能にはインターネットとつながって「車が走行データで稼ぐ」などの要素も加わります。経済圏が現実世界から仮想空間へと広がりを持ち始める中、車産業の構造はどう変貌していくかを展望します。 株式会社 日本経済新聞社 コメンテーター 中山 淳史 |
プログラム5 (30分) |
技術講演:車載システムの分散・分担開発における プロジェクトマネジメントの課題解決に向けて 自動車に搭載されるシステムや機能は、複雑化するに伴って、複数のシステムユニットやモジュールを組み合わせ、統合して開発されるケースが増えています。各ユニットやモジュールの開発は分散した組織で役割分担されますが、プロジェクト全体のマネジメント方法に正解はなく、手探りで開発を進めている状況だと思われます。本講演では、このような開発における課題分析のアプローチや進め方について、当社事例を基に、どの現場でも推進可能な取り組みをご紹介します。 株式会社 ベリサーブ 東日本オートモーティブ事業部 技術部長 冬川 健一 |
プログラム6 (30分) |
技術講演:車載ドメインにおけるモデルベースドテストの実践例のご紹介 一般的に、テスト自動化と言えば「テスト実行」の自動化を指すことが多いのですが、このたび取り上げるのは「テスト設計」の自動化です。テスト設計を自動化するための技術としては、モデルベースドテスト(MBT)の存在が知られています。本講演では、このモデルベースドテスト(MBT)を車載ドメインのシステムに適用し、仕様書からテスト結果を得る一連のプロセスを自動化する事例についてご紹介します。 株式会社 ベリサーブ 研究企画開発部 技術戦略課 課長 須原 秀敏 |
プログラム7 (30分) |
技術講演:車載ECUの開発現場から見たテストと自動化の現状 近年、車載ECUに対する自動テストは「やって当たり前」の取り組みとなっており、実施しなければ開発計画が破綻するといっても過言ではありません。一方で、組み込み系テストの自動化は他の自動化と比較しても難易度が高く、依然として大きな課題も存在しています。本講演では、開発現場目線で見たテスト自動化の現状について、失敗事例や課題解決に向けたプロセスの実例などを中心にご紹介します。 株式会社 ベリサーブ 中部オートモーティブ事業部 第一ビジネスユニット 米谷 恵一 |
プログラム8 (30分) |
技術講演:車載セキュリティテストに関するベリサーブの取り組み 現在、自動車業界では、UN-R155、ISO/SAE 21434への対応が急務となっています。これらに対応するには、実装されたセキュリティ対策の有効性・妥当性を検証するための、適切かつ十分なテストを実施する必要があります。また、セキュリティ機能の機能テスト以外の脆弱性検出手法も押さえておかねばなりません。本講演では、カーメーカーからサプライヤーに対しセキュリティテストとして要求される、ペネトレーションテストおよびファジングについてご紹介します。 株式会社 ベリサーブ ソリューション事業部 長谷川 邦幸 |
プログラム9 (30分) |
技術講演:トレーサビリティ管理ツールをもっと実践的に使いこなすには 〜規格対応のため「だけ」から、品質・生産性向上のために〜 車載システム開発では、ISO26262に対応するための要求管理・トレーサビリティ管理ツールの導入が進んでいます。しかし、それによって工数が増加する割には品質改善や納期短縮などにまで活用できていないケースが散見されます。本講演ではトレーサビリティ管理ツールを比較分類した上で、規格対応にとどまらない、より本質的な改善につなげる使い方を事例を交えてご紹介します。併せて、企業間の要求交換を効率化する"ReqIF Adapter"など、ConTrackの最新機能もお伝えします。 株式会社 ベリサーブ プロセスエンジニアリングサービス開発部 プロダクトサービス開発課 課長 横田 浩行 |
開催日時 | 2021年6月24日(木)10:00 〜 7月14日(水)18:00 |
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形式 | オンデマンド配信 オンラインカンファレンス(会期中は24時間配信) |
参加費 | 無料 |
主催 | 株式会社 ベリサーブ |
お問い合わせ | VAC@veriserve.co.jp |
※主催社の競合企業にお勤めの方、および個人の方のご参加はご遠慮ください。予めご了承のほどお願い申し上げます。 |
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