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車載ソフトウェア開発とCG技術の連携で生まれる、実用的な自動運転シミュレーションモデルベース開発

自動運転システムや次世代AD/ADASの開発において、映像データや実走行での検証のみでは限界があると言われている。そのためには3D CGを活用した仮想環境を用いてシミュレーションをフル活用するには3D CGのノウハウだけでなく、車載ソフトウェア開発の知見との融合が欠かせない。

» 2021年01月21日 10時00分 公開
[PR/TechFactory]
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 AIによる自動運転システムや次世代のAD/ADAS(先進運転支援システム)の開発において、3D CGを活用したシミュレーションの重要度が高まっている。テストコースや公道などでの実走行による従来型の評価を自動運転システムや次世代AD/ADASにも用いた場合、距離にして数億kmもの走行が必要になるといわれている。試験や検証作業が膨大になり、自動車メーカーやサプライヤーの開発体制には大きな負担となる。

 3D CGによるバーチャル環境でのテストであれば、実在する道路を再現したり、周囲の車両や歩行者、天候などの条件を自由に変更したりすることが可能だ。実走行によるテストと3D CGを活用したシミュレーションの両輪で検証することにより、自動運転システムや次世代AD/ADASの開発をより効率的に進められる。それだけでなく、自動運転システムのバーチャルでの安全性評価について業界標準をつくろうという取り組みも欧州や日本で進められている。

 Green Hills Softwareの技術パートナーとして組み込みソフトウェアの開発ソリューションを展開するアドバンスド・データ・コントロールズ(ADaC)は、3D CGを活用したシミュレーションの重要性に早い段階で着目した企業である。2016年から自動運転システムのAI(人工知能)学習用の3D CGデータを提供してきた。今回、3D CGを扱うノウハウと車載ソフトウェア開発の知見を融合し、その体制の強化に乗り出す。

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