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» 2020年10月09日 10時00分 公開

NEC ものづくり共創プログラムセミナーレポート:製造業に求められる新たな力「ダイナミックケイパビリティ」とその実現方法

COVID-19や米中貿易摩擦、自然災害など先の見通せない状態が続く中、これからの製造業にはどのような戦略が必要になるのだろうか。2020年9月4日に「NEC ものづくり研究グループ」が開催した「New Normal社会におけるものづくり変革セミナー」では、経済産業省 製造産業局 ものづくり政策審議室長を務める矢野剛史氏を招き、今後の製造業の在り方について議論が行われた。

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 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大や米中貿易摩擦、世界各地で発生している大規模自然災害など、日本の製造業を取り巻く環境は、これまでに経験したことのないほど先の見通せない状況が続いている。

 「こうした絶え間ない環境の大きな変化にどう立ち向かうべきか」をディスカッションすることを目的に「NEC ものづくり研究グループ」会員を中心に2020年9月4日に開催されたのが「New Normal社会におけるものづくり変革セミナー」である。同セミナーは、NEC本社会場に集まったさまざまな業種の7企業と、オンライン上のリモート参加者によるハイブリッド形式で行い、約300人が参加した。

 「NEC ものづくり研究グループ」とは、日本の製造業企業をつなぐことで共創を促すコミュニティグループであり、2020年8月末現在で約4800人の会員数となっている。ものづくりで同じ課題を抱える製造業企業が集まり、課題の解決方法についてディスカッションや情報交換しながら、製造業全体が強くなることを目指して2012年10月から活動している。

 その基調講演で「急激な環境変化に対応し、競争力を高めるには『ダイナミックケイパビリティ(企業変革力)』の強化が不可欠となります」と力説したのが、経済産業省 製造産業局 ものづくり政策審議室長を務める矢野剛史氏である。

 矢野氏は「製造業は不確実性の時代をどう生きるか」をテーマに講演し、日本の製造業が直面している課題を分析するとともに、ダイナミックケイパビリティを強化するために、企業が執るべきアプローチを紹介した。本稿では、不確実性の高まる世の中で製造業が具体的にどのような戦略を取るべきかを、矢野氏の講演とNEC スマートインダストリー本部 技術主幹の北野芳直氏の講演、その後のディスカッションにより解き明かす。

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