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遠隔地でも実物大でDR、VDRが実現する開発現場のニューノーマルデザインレビューの課題をVRと最新WSで解決、コロナ禍でこそ真価を発揮

モノづくりには欠かせないデザインレビュー(DR)で、"実物大"を再現できるVRが注目されている。だがVRでは、データ変換の手間や複数人での同時レビューが難しいなど課題もあった。VRによる質の高いDRを実現し、コロナ禍での密も回避できる「DRでのニューノーマル」とは?

» 2020年10月05日 10時00分 公開
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 モノづくりにおいて、デザインレビュー(DR)は非常に大事な工程であると同時に、課題も多い。特に大きなものになればなるほど、実物大のモックアップはコストや工数がかかり、手戻りが発生したときは現場の負担も大きい。しかし品質を高めるためには、スケール感や空間を共有することは重要で「実物大」だからこそ得られる気付きも多い。

 実物大をデジタルで再現する手法として、近年はモックアップを仮想化する「VR」に期待が高まっているが、VRが登場した初期のころは機材も大掛かりで、導入するとなると数億円規模となっていた。だが近年はWSやHMDの進化もあり、費用感もクオリティも開発現場での運用が現実的なレベルになってきている。

 しかしまだ課題はある。VRを使うには、まず3D CADデータの変換・加工をしなければならない。そのデータ変換も誰もができるものではなく、時間もかかる。DRで指摘された問題は、レビュー後に3D CADデータを修正して、技術を持った人がデータ変換しなければ、3Dモデルで再確認することはできなかった。

 しかも一般的なVRは、1人で見ることはできても、同じ空間、同じモデルを、同時に複数人で見ることができない。それでは関係者、有識者が参加して行われるDRを、完全には置き換えられないことになる。

 こういったDRの課題を一気に解決してくれるのが、SCSKが取り扱っているVR設計レビュー支援システム「バーチャルデザインレビュー」(VDR)だ。このコロナ禍で「密」の回避も求められる中、さらに注目度が高まっている。

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