IoTやAI、クラウドなどのデジタル技術に取り組む国内製造業にとって、特定の機能に特化して圧倒的な技術を持つスタートアップ企業がパートナーの選択肢になり得る。本稿では、独自技術で大手製造業への採用実績を積み上げている2社のスタートアップの取り組みを紹介しよう。
日本国内の多くの製造業が、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)、クラウドなどを活用した業務のデジタル化に取り組んでいる。特に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)をきっかけに、「非接触」や「自動化」といったキーワードにまつわるDXへの対応は今後さらに加速しそうな状況にある。
しかし、製造業が独力でIoTやAIなどの高度なデジタル技術に取り組むのは容易ではない。求める効果を実現するデジタル化をしっかりと進めるには、有効な技術と経験を持つ企業と連携することが重要となる。
この場合の連携相手としては、まず情報システム部門と既につながりのある大手IT企業が想定されるかもしれない。だが、目指す成果をスピーディーに実現するには、従来の思考や連携とは別の、新しい視点が必要になることもある。例えば、特定の機能に特化して圧倒的な技術を持つスタートアップ企業がパートナーの選択肢になることもあるだろう。
特化した技術と個性を持つスタートアップ企業は、従来とは違ったアプローチで問題に取り組む。その斬新な手法と情熱は、DX(デジタルトランスフォーメーション)を強力に加速させる。
ここからはこの視点に立ち、IoTやAIに関する独自技術で大手製造業への採用実績を積み上げている2社のスタートアップについて紹介しよう。
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