製造業で、ビジネス全体を対象としたデジタル革新(デジタルトランスフォーメーション:DX)が求められている。どのような技術を活用し、どう進めればいいのか。電通国際情報サービス(ISID)による3日間のWebセミナーを通じて“製造業のDX”を解き明かす。
今日の製造業は、従来のモノづくりに加え、多様な価値観や時代のニーズに応えられるサービス、新たなビジネスモデルを生み出し、マネタイズの仕組みを変えていく必要に迫られている。そのためには、IoT活用によるデータの収集、可視化、分析や予測、また得られた情報を製品開発や製造、顧客サービスにフィードバックするなど、ビジネス全体を対象としたデジタル革新(デジタルトランスフォーメーション:DX)が必要だ。
しかし、自社のビジネスにおいて、具体的にどのような技術を活用して、どう進めればいいのかと悩んでいる方も多いのではないだろうか。そんな課題を感じている方に向けて、電通国際情報サービス(ISID)と日本マイクロソフトによるWebセミナーシリーズ「マイクロソフトと推進する製造業のDX」が2020年6月16、18、25日の3日間で開催された。今回はISIDのセッションを中心に、セミナーの様子をレポートする。
製造IoTのデータ可視化、分析、管理のためのIoTシステムの構築から運用までを「Microsoft Azure」で実現するソリューションと、分析基盤のツールとして期待される「Azure Synapse Analytics」のユースケースを紹介。
ISIDの開発によるAIソリューションと「Microsoft Dynamics 365」のプラットフォームとの組み合わせで顧客サービス領域のDX推進を支援するサービスと、データ連携、リモート診断で製造業の顧客サービスをより効果的に行う「Connected Field Service」のソリューションを紹介。
設計、製造、品質保証の各領域での、AI活用のデータ分析とコンサルティングの取り組み事例、また図面AI、文書AI、AIプラットフォームソリューションの製品を紹介。
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提供:株式会社電通国際情報サービス
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