CASEやMaaSといった新潮流によって自動車ビジネスが急速に拡大する中、各社は商機をつかむべく、ITを駆使した新たな取り組みに懸命だ。アマゾン ウェブ サービス ジャパンは10月、モビリティビジネスに焦点を絞ったプライベートイベント「AWS Autotech Forum 2019」を開催。いま、MaaSの最前線で何が起きているのか。
CASE(Connected、Autonomous、Shared&Services、Electric)、さらにMaaS(Mobility as a Service)という新コンセプトの登場を受け、従来の自動車ビジネスはその姿を大きく変えつつある。目指す先は、車両から収集される多様なデータの活用による生活課題の解消と、理想のモビリティ社会の実現だ。そこに向け、自動車ビジネスは他業界を巻き込みつつ急速に拡大しており、この新市場で成功を収めるべく、自動車メーカー間の合従連衡や、他業界からの新規参入も相次ぐ。
こうした中で注目を集めているのが、自動車データと課題解消に向けた新サービスを適切マッチングするためのデータ基盤だ。種類が多岐にわたり、量も膨大で、しかも形式も個々に異なるといった自動車データ特有の課題もあり、現時点でデータ基盤の“デファクト”は存在しない。だが、ITの技術革新により課題が解消されつつある中、そのいち早い見極めが新市場で勝ち馬に乗るための鍵を握る。
アマゾン ウェブ サービス ジャパンは2019年10月、モビリティビジネスに焦点を絞ったプライベートイベント「AWS Autotech Forum 2019」を開催。さまざまな立場からMaaS基盤の構築に取り組む各社が、自社の事例を交えつつ、現在、そして今後の展望を解説した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部