「モノ」から「コト」へのシフトが叫ばれる昨今。製造業も顧客体験を重視した「コト売り」による新たなビジネスモデルの構築が急務になっている。こうした製造業の「コト売り」の実現に最適な新たなIoTプラットフォームが登場した。
市場・顧客のニーズがモノからコトにシフトしている昨今。製造業は従来の「製品販売モデルをベースとした「モノ売り」から「コト売り」へと、ビジネスモデルの変革が求められ始めている。
一方で、コト売りを実現するには、消費者、顧客がどんな体験を得たいのか、どんな状態になりたいのかを知る必要がある。多くのニーズを知るには、デジタル技術を活用して、顧客とつながる仕組みの構築が必須だ。そのためには、モバイル、ソーシャル、ビッグデータ、クラウド、いわゆる「第3のプラットフォーム」の活用が求められる。
しかし、こうした「第3のプラットフォーム」を利用したデータの活用や業務の自動化について、「コスト面の制約がある中で、既にある自社のシステムをどう生かしたら良いのか」「どういった目的(ビジネス)を目指せば良いのか」といった悩みを抱える製造業も多いのではないだろうか。
こうした製造業の悩みを解決する、新しいIoTプラットフォームが2019年に日本に上陸した。大手自動車部品メーカーのBOSCH(ボッシュ)がデータを活用した生産ラインの効率化に採用している他、Aviva Insuranceがモビリティサービスに活用するなど、大手企業をはじめ、世界で2万1千社以上の導入実績がある注目のIoTプラットフォームだ。
本稿では、低コストかつ柔軟な導入が可能で、世界で導入実績を増やしているというこのIoTプラットフォームの「日本版」について、詳しく解説する。
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提供:クオリカ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部/掲載内容有効期限:2019年9月30日