従来のセンサーアプリケーションでは、AD変換結果に含まれるノイズをCPUで処理していた。このため、CPUを高クロックで使わざるを得ず、またアクティブモードの時間も長かった。
これらはCPU由来のノイズと高消費電力の要因となっていた。この課題を解決するため、Microchip社では計算機能を備えたADCモジュール(ADCC)を開発した。このモジュール内でデータにフィルター処理を行い、その結果をCPUに供給することで、CPUのクロックを下げる、またアイドルにしておく時間が増やせる。これによりCPU由来のノイズと消費電力を低減できる。
本講演ではモーションセンサー、温度センサーへの応用を例に挙げて解説する。
日時 | 2018年9月19日(水)14:00〜15:00 |
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形式 | Webセミナー |
受講料 | 無料(事前登録制) |
主催 | マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社 |
マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社
プリンシパル・エンジニア・コーポレート・アプリケーション 大貫徹
略歴:現在、マイクロチップ・テクノロジー・ジャパンのプリンシパル・エンジニア・コーポレート・アプリケーションの職責を担当しています。半導体業界において38年以上の経歴を持ち、現在Microchip社の幅広い製品群の内、アナログ、ミックスドシグナル、タイミング、通信、RF、高速ネットワーク、組み込みソフトウェア開発、HDL論理合成などを担当しています。
2015年にMicrochip社に入る前にはマイクレル社のFAEとして10年にわたりパワー、ミックスドシグナル、広帯域通信およびMEMSクロック製品を担当していました。また、組み込みソフトウェア/ハードウェア開発の会社を運営していた他、30年にわたりIEEE会員として在籍し、技術雑誌の監修や編集/著者としても活動しています。
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提供:マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部/掲載内容有効期限:2018年9月19日