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「開発の変化」へ対応するため、国際規格とプラットフォームを使う理由自動車開発と「国際規格」「プラットフォーム」

自動運転やADASなど自動車の高機能化は急速に進んでいるが、これらは従来の自動車にない新たな要素であるため、従来型の開発で成果を得ることは難しい。こうした非連続の開発に際して、どう対処するべきか。切り札は「国際規格」と「プラットフォーム」である。

» 2018年04月05日 10時00分 公開
[PR/TechFactory]
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 昔は夢物語だったクルマが主体となる衝突回避はもちろん、ドライバーは指示を出すだけの自動運転車すらも今や現実となりつつある。こうした自動車高機能化は急速に進んでおり、今後の自動車開発に、ADAS(先進運転支援システム)やADS(自動走行システム)の要素は避けて通れないものとなっている。この自動車に生じた新たな潮流は、開発にどのような変化を引き起こしたのか。また、開発に携わる各社はこの変化にどう対応すべきなのか。

 機能安全規格「ISO26262」の認証機関であるSGSジャパンの青木友保氏、Automotive SPICEのアセスメントやコンサルティングを行っているビジネスキューブ・アンド・パートナーズの田渕一成氏、「3DEXPERIENCEプラットフォーム」をうたい各種ツールやプラットフォームの販売、サポート等を行っているダッソー・システムズの兼平靖夫氏が「変化に対応していく開発には、何が求められるのか」を語り合った。

「すり合わせ」型の開発が通用しなくなっている

兼平氏:ADASやADSの搭載をうたう自動車が増え、テレビCMなどでそれら機能のPRを見る機会も増えました。開発側である自動車会社やサプライヤさんを訪問すると、ADASやADSに代表される自動車へ新たな機能が求められるようになったことで、開発の仕方やプロジェクトの在り方が変化し、新たな課題が浮上していると感じています。

ダッソー・システムズ シニア・テクニカル・マネージャー CATIAシステムズ センター・オブ・エクセレンスの兼平靖夫氏 ダッソー・システムズ シニア・テクニカル・マネージャー CATIAシステムズ センター・オブ・エクセレンスの兼平靖夫氏

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アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部/掲載内容有効期限:2018年6月4日