数十年以上の長い歴史を持つLEDディスプレイ市場が、にわかに活気づいている。幅30mにも及ぶ巨大なLEDディスプレイが街中に続々と設置され、これまでにないような斬新なデザインのディスプレイも増え始めた。それに伴い、LED素子も進化している。機運が特に高まっている中国の動向と、最新のLEDを紹介する。
LEDディスプレイ市場が加速し始めている。輝度とコントラストが高く、大画面にしやすいという特長を持つLEDディスプレイは、数十年前から開発されてきた。日本では約10年前から少しずつ市場が拡大し、新宿、渋谷などのビルボードや、野球場などの各種スタジアムでLEDディスプレイが採用されている。とりわけ勢いが強く、盛り上がりを見せているのが中国だ。「ビデオウォール(Video Wall)」と呼ばれる巨大なLEDディスプレイが、商業施設や競技場などに次々と取り付けられている。
Trendforceの調査によれば、屋内用LEDディスプレイ市場は、2017年から2021年にかけて年平均成長率28%で成長するという。AppleがマイクロLEDディスプレイの開発を進めていると報じられるなど、今、LEDディスプレイ市場は、にわかに活気づいている。
ディスプレイ向けLED市場で高いシェアを誇っているのが、ドイツのオスラム オプトセミコンダクターズだ。同社の日本法人であるオスラム オプトセミコンダクターズ ジャパンは2018年1月26日、東京都内でLEDディスプレイに関するセミナーを開催。LEDディスプレイの勢いが特に加速している中国市場の動向や、LED単体の技術情報などを語った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:オスラム オプトセミコンダクターズ ジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部/掲載内容有効期限:2018年4月21日