製造業にとって機密情報である技術文書管理に関する課題は、パッケージ製品を導入するだけで解決するような単純なものではない。とはいえ、どこから手を付けたらよいのか分からないという声が多いのも事実である。そんな悩みに応えるべく、経験豊富なSEによるコンサルティングやサポートを前面に立て、パナソニック ソリューションテクノロジーが展開しているのが「Global Doc」である。
製造業にとって技術文書管理は、まさに企業経営の命綱となっている。製造物責任法(PL法)やさまざまな環境規制などの法令に対応するため、あるいはISO認証を取得するための条件として、エビデンスとなる文書が必須となるからだ。
こうしたコンプライアンスを目的とした文書管理については、ほとんどの企業は専用システムによって相応の体制を確立していることだろう。問題は、その枠組みの範囲外に存在する大量の文書の扱いだ。言うまでもなくこれらの文書は、企業にとって最も重要なナレッジやノウハウのかたまりであり、知的財産そのものであるが、重要な技術文書が個人のPCに散在していたり、ファイルサーバへ無秩序に保存していたりといった、おざなりな管理しか行っていない企業が少なくない。
パナソニック ソリューションテクノロジー 東日本SI部 SI一課の新井徳一氏は、「たとえコンプライアンスと関係ない文書であっても重要度に変わりはなく、全社的なポリシーに基づいたガバナンスを徹底する必要があります」と指摘する。また、その管理体制が整ってこそ、さまざまな文書を適切な形で活用することが可能となるのだ。
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アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部/掲載内容有効期限:2017年12月3日