生産現場のデータ活用が進んでいないとはよく指摘される課題であるが、それは現場がOTに向いたデータストア製品に出会っていないからかもしれない。現場で発生する大容量の時系列データを高速に収集する「Wonderware Historian」ならば、ほんのわずかな工程で生産現場を“IIoT Ready”にできる。
製造業、特に生産現場に携わる人にとって「Industrial IoT(IIoT)」や「つながる工場」「インダストリー4.0」といったキーワードは強い関心事となっているだろう。これらの言葉が指し示す内容の細部は異なるものの、「生産現場から生まれるデータを活用して、新たな価値を創造する」という一点では共通する。
では「生産現場から生まれるデータを活用して、新たな価値を創造する」ためには、どのような手段やツールが必要になるだろうか。よく挙げられるのは工作機械や拠点間のネットワーク化、各種センサーの設置などであるが、これらはデータの収集までしかカバーしていない。
データの活用で新しい価値を創造するという命題がある場合、データを収集するだけではその入り口へ立ったにすぎず、データの運用管理と活用が行われてこそ、初めて価値の創造、つまりはIIoTの実現が果たされたといえる。そのデータの運用管理はデータストア製品が担うこととなるが、生産現場という特性から、ミリ秒単位の短い時間で大量に発生するデータを時間軸で管理する必要が生じる。
これはOT(Operation Technology)特有のものであり、整合性の管理に重きを置くIT(Information Technology)のデータストア製品が苦手とする部分でもある。そのため、IIoTの実現にはOTに強いデータストア製品が必要となるが、そこで有力な候補としてあげられるのが、キヤノンITソリューションズの販売する、シュナイダーエレクトリック「Wonderware Historian」である。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:キヤノンITソリューションズ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部/掲載内容有効期限:2017年10月31日