「設計環境の変更」というと、多くの現場で「今の環境で何とか回っている」「使い慣れた環境から変えたくない」といった声が返ってくるだろう。それも一理あるかもしれないが、激変するモノづくり環境を前に、そうした言い分がいつまで通用するのだろうか……。もしかすると、今が設計環境を見直すタイミングかもしれない。
日々忙しく設計業務をこなしている中、以下のような課題に直面していないだろうか?
(1)製品の差別化に限界を感じる/新しいモノづくりの時流に乗れるか不安
(2)設計データのやりとりが非効率/設計データ連携や活用ができていない
(3)3次元の必要性は分かっているが、2次元の設計環境からは脱却できない
(4)よく使う機能の使い勝手や機能に不満を感じており、生産効率が悪い
(5)ツールのライセンスが余る時期もあれば足りない時期もありムダを感じる
もし、1つでも該当するようであれば、現在使用している設計環境を見直すタイミングかもしれない。
もちろん、「今の設計環境でも何とかなっている」「現状の使い慣れた設計環境を変えたくない」といった意見もあるだろう。しかし、品質向上や短納期化といった従来の要求に加え、「大量生産からマスカスタマイゼーションへ」「新しい製造方式(3Dプリンタや金属造形)の登場」「デジタル化の加速」といった急速なモノづくり環境の変化の中で、こうした課題の解決を先送りにすることは果たして得策といえるのだろうか。
ただ、いくら必要性を訴えても大切な道具である設計環境を変更することは、現場にとって大きな決断といえる。そのため、前述した課題の解決はもちろんのこと、無理なくスムーズに移行できる柔軟性や連携性、そして設計環境としての実力も求められる。
では、そうした要件を満たす設計環境があるとしたらどうだろうか? 検討を始める価値があるかもしれない。
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アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部/掲載内容有効期限:2017年7月10日