IoTによる製造ビジネス革新の動きが加速している。しかし、中小製造業は、財務規模が小さく大きなICT投資が難しい。こうした状況を解消するために、ロボット革命イニシアティブ協議会のIoTによる製造ビジネス変革WGでは、「第1回 中堅・中小製造業向けIoTツール募集イベント」を開催し、106件の選定ツールを発表した。
中小製造業に向けたIoT(Internet of Things、モノのインターネット)に対する支援が加速している。経済産業省および、政府のロボット新戦略の推進組織である「ロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)」では2016年10月4日に、2016年7月27〜8月26日にかけて募集していた「中堅・中小製造業向けIoTツール募集イベント」の結果を発表。106件のツールを認定し「スマートものづくり応援ツール」として展開を進めていく方針を示した。
RRIではこの他、「IoTによる製造ビジネス変革ワーキンググループ(WG)」の中に中小製造業向けのアクショングループ(AG)を設置し、継続的に中小製造業に向けたIoTおよびICT(情報通信技術)への支援を進めていく方針である。今、なぜこれほどまでに中小製造業に向けたIoT活用の支援が手厚いのだろうか。
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アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部/掲載内容有効期限:2017年3月31日