工場内ネットワークのセキュリティ対策は喫緊の課題。導入の手間を最小限に抑えながら工場内ネットワークに強固なセキュリティ対策をもたらすアラクサラネットワークスの小型アプライアンス「AX260A」なら、“既存スイッチを入れ替えるだけ”で工場で使われている制御用コンピュータや専用機器などの装置を強力に保護することができる。
かつては、工場の製造装置や制御機器を結ぶネットワークといえば、OA系のネットワークとは異なり、外部とは遮断された“閉じられたネットワーク”であり、それ故に特にセキュリティ対策は必要ないと思われていた。しかし、USBメモリなどを介して感染し、機器を物理的に破壊するウイルス「Stuxnet」の登場や、工場内の機器を外部から監視/管理する生産管理手法のためのインターネットへの接続など、工場ネットワークが置かれた環境はこの5年ほどで激変した。
そうはいっても「身の回りで被害が出ているなんて聞いたことがない。本当に危ないのか」と思われる方もいるかもしれない。ただそれは公表されないだけであって、大なり小なり問題は起きているのだ。重要インフラシステムのセキュリティに関する研究機関である制御システムセキュリティセンター(CSSC)には、産業ネットワークの脆弱性や攻撃についての情報が集まっているという。また、公開された数少ない例としては、警視庁のセキュリティサイト(@police)が、2015年10月と12月に国内メーカー製PLCを標的とした攻撃が起きていると警告している。
もはや、閉じられていようといまいと工場内ネットワークのセキュリティ対策は喫緊の課題なのだ。ところが、肝心のセキュリティ対策があまり進んでいない。その理由の一端を、TechFactoryが2016年6月に実施した現場技術者へのアンケートに見ることができる。
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提供:アラクサラネットワークス株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部/掲載内容有効期限:2016年11月27日