製造業の新たな価値創造として注目を集めるIoT活用だが、IoT活用に積極的な企業ほど経営判断が早いという状況が明らかになった。これは大企業に限らず、中小企業でも同様だという。
ドイツのインダストリー4.0や米国のインダストリアルインターネットコンソーシアムなど、製造業において、IoT(Internet of Things、モノのインターネット)活用が大きな注目を集めている。ただ、その取り組み姿勢は企業によって大きな差がある。協業などを含め積極的な取り組みを進める企業がある一方で、いまだに「IoTとは何か」で立ち止まってしまっている企業も存在する。
そんな中、経産省が公開した「ものづくり白書」で象徴的な調査結果が明らかとなった。「IoT活用に積極的な企業ほど経営のスピードが速く、製品開発のリードタイムが短い」というのだ。さらに、この傾向は「企業の大小に関係ない」という。
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アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部/掲載内容有効期限:2017年3月31日