グローバル戦略に臨む多くの日系製造業に対して、現地での活動を支えるITシステムを展開/活用するスピードが厳しく問われている。そこで求められているのが「グローバルなフットプリント」「展開スピード」「コストエフェクティブ」という3点を満足するクラウドサービスだ。
日本の製造業は長らく世界をけん引する存在であり、海外進出を始めて既に久しい。だが現在は、台頭する新興国の追撃を受ける他、為替相場の急速な変動、テロ、英国のEU離脱問題などの外部要因により厳しい生存競争にさらされている。
単に安い労働力を求めて海外に進出し、そこで製造/生産した製品を日本国内や先進国に向けて販売するというグローバル化のモデルは、もはや通用しないことを強く認識する必要がある。進出した国や地域の市場そのものを目的としてとらえ、顧客を開拓し、事業の成長につなげていくことが重要なテーマとなっている。そのためには生産拠点だけでなく販売やマーケティング、研究開発といった拠点も移転もしくは開設し、現地のニーズに密着していく必要がある。
要するに、製造業のグローバル戦略における課題そのものが、大きく変化してきているのだ。その活動を支えるITシステムを展開/活用するスピードが厳しく問われることになる。そんな日の丸製造業の経営課題を解決できるグローバルクラウドに求められる要件とは一体どういうものなのだろうか。
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アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部/掲載内容有効期限:2016年9月30日