大学とソリッドワークスによるモノづくり対談。かつて日産自動車で生産現場へのCAE導入を推進した日本大学・高橋進教授が、教育現場で考えることとは?
日産自動車において生産現場で活用するシミュレーション技術の開発を推進し、現在は教育現場に身を置く日本大学 生産工学部 機械工学科の高橋進教授が、ソリッドワークス・ジャパン マーケティング部 ユーザーエクスペリエンスシニアマネージャーの大澤美保氏と対談。技術継承と教育の課題について語った。
大澤氏 日産自動車から日本大学生産工学部に転身されました。日産自動車ではどういったことに取り組まれてきたのでしょう。
高橋教授 生産技術の開発部門で、関連するシミュレーション技術の開発に携わってきました。日産自動車にいたころは、ちょうどデジタル化の真っただ中でした。そこで変形や鍛造、さらに鋳造、プレス加工や射出成形、最終的には組み立てのシミュレーションまでの導入に関わってきました。
大澤氏 生産技術に関するシミュレーションは大変難しく、現場の人にしか分からないような繊細なチューニングが必要なのではないかと想像しています。それをシミュレーションの技術自体で乗り越えたのか、それとも生産現場との連携がカギだったのでしょうか?
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