IoTやIndustry 4.0では個別の機器がつながることで価値を発揮するが、その際は機器やネットワークだけではなく、制御するソフトウェアも重要となる。なぜIoT時代にソフトウェアの重要性が高まるのか、また、ソフトウェアライセンス管理によるビジネス拡大の可能性について、サービスロボットを例に考察する。
「Internet of Things(IoT)」や「Industry 4.0」という言葉は既にバズワードの域を脱し、実社会や実産業にその事例が見られる段階に入っている。これらは“つながる“ことで従来では得られなかったメリットを得ようとする取り組みともいえるため、その実現に際して必要なのはハードウェアであり、通信回線であり、クラウドサービスではあるが、それぞれを有機的に連携させるソフトウェアの重要性も高まっている。
日本では“つながる”ことの有用性を産業用やサービス用ロボットに適用しようとする動きが見られ、ロボットには人との対話にクラウドコンピューティングを利用するIoT機器としての側面だけでなく、他のデバイスとヒトの間に立つインタフェースとしても期待されている。その実現の「鍵」となるのはソフトウェアだ。ソフトウェアの重要性が高まるのに比例して、ソフトウェアのコピー防止や、収益を最大化するためのライセンス管理が注目されている。
こうしたソフトウェアの重要性を高める各種ソリューションを提供する日本セーフネットのIDSSソフトウェアマネタイゼーション事業部Vice Presidentのジェラード・ポールクラーク氏と、ロボット販売を通じてロボットの社会浸透を狙う立場からDMM.com ロボット事業部事業部長の岡本康広氏に、IoTとソフトウェアの関係について話を聞いた。
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アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部/掲載内容有効期限:2016年1月3日