MONOistで行った読者アンケートによると、回答者の92.8%が過去に「品質問題を経験したことがある」としており、さらにその中で70.8%が「設計仕様の問題」、59.2%が「製造工程での問題」、42.8%が「ワークフローの問題」を経験したという結果が出ている。このように「品質に関わる問題」は、設計や製造、その他検査工程など、多くの部門が関わって生まれるものだ。
製造業においてこの部門を越えたコミュニケーションは課題とされてきた。今回の読者調査でも「品質問題解決への課題」として54.2%が「組織的なコミュニケーションの問題」を挙げている。このコミュニケーションの問題を解決する「部門間の共通言語」として今注目を集めているのが「データ」の存在だ。
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アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部/掲載内容有効期限:2015年7月27日