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有田焼の新たな道具「3Dプリンタ」、400年の歴史を持つ伝統技術と3Dプリンティング技術の融合3Dプリンタ活用事例

佐賀県西松浦郡有田町にある「佐賀県立有田窯業大学校」では、次世代の有田焼の人材を育てるべく2014年10月に「CAD/CAM」の授業を新設。その一環として、アルテック株式会社よりストラタシス社製3Dプリンタ「Objet30 Pro」を購入し、先進的な教育環境を整備した。3Dプリンタが伝統工芸品である有田焼の製造にどのような効果をもたらすのか、その可能性に迫る。

» 2014年11月26日 10時00分 公開
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 日本のみならず世界的にもその価値が認められている「有田焼」。400年前から受け継がれてきた伝統技術により、今なお衰えることなく陶磁器産業の中心として発展を続けている。こうした日本を代表する伝統工芸の世界においても「3Dプリンタ」の活用が進んでいることをご存じだろうか。

 佐賀県西松浦郡有田町は、言わずと知れた有田焼の産地。ここに脈々と受け継がれてきた有田焼の伝統技術とその歴史を伝承する「佐賀県立有田窯業大学校」(以下、有田窯業大学校)がある。

 陶磁器産業に必要な人材育成に注力する有田窯業大学校では、近年多様化するニーズやデジタル化の波に対応できる次世代の有田焼の人材を育てるべく、2014年10月に「CAD/CAM」の授業を新設。その一環として、アルテック株式会社よりストラタシス社製3Dプリンタ「Objet30 Pro」を購入し、先進的な教育環境を整備した。

関戸正信氏 画像1 「Objet30 Pro」で出力した急須のモックアップを手にする佐賀県立有田窯業大学校 教務部 主査の関戸正信氏

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