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コロナ禍を契機に、マイコンやアナログIC、パワー半導体といったプロセッサ製品を中心に、世界的な半導体不足に陥ったことは記憶に新しい。現在に至ってもこの状況から完全に復旧できているとはいえず、自社製品に組み込むための半導体の確保に苦慮しているというメーカーも多いことだろう。
こうした需要と供給のバランスが著しく崩れている状況で生まれるのが、偽造半導体だ。具体的には、一見正規品に見えるものの実際には動作しない、仕様を満たしていない製品や、不良品や回収品を不正に再販売したものなどのことをいう。こうした偽造品を使うと、生産歩留まりが低下したり、稼働中に何らかの障害が発生したりするなど、組織の存続に影響しかねないリスクが生じてしまう。
本コンテンツでは、この偽造半導体をテーマに、市場の混乱期にそれが生み出される背景(正規メーカー側、購入者側の事情)とともに、偽造半導体によるリスクについて、事故事例を交えて解説している。偽造品をつかまされないために押さえておくべきポイント、リスクを回避するためのソリューションについても解説しているので、参考にしてほしい。
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