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タッチパネルなのにボタンを押した感覚? 動画で解説する「触覚伝達技術」京セラ株式会社提供Webキャスト

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 機器や機械の誤操作は、時に重大なインシデントをもたらすことがある。その対策として、マンマシンインタフェースの観点を生かした「触覚伝達技術」が開発された。本技術は、本来は触感が付与されていないようなフラットな表面に、触感を付与する技術だ。ピエゾ圧電素子の特性を生かし、振動を発生させることでボタンを押したような触感を生み出している。

 ただ、振動を発するだけでは、ボタンと同様の感覚にはならない。通常のメカスイッチでは、ボタンを押し込む時と離す時の2回、触感を覚える。そこで、押し込む際の押圧を検知して1回目の振動を発生させ、押圧が下がるタイミングで2回目の振動をさせることでリアルなボタン感触を実現している。また、触感には個人差も大きいため、ユーザーによる触感調節も可能だという。

 さらに、従来のメカスイッチを前提とした機器の設計ではデザイン性が損なわれる場合もあるが、本技術を利用すれば、タッチパネルのように薄くてフラットな形状も可能なので、デザイン自由度を飛躍的に高められる点も魅力だ。本動画で、実際に新技術を体感した人々の声を聞いてみてほしい。

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