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島津製作所が“ミッシングピース”を埋め、R&D連携を成功に導いた方法とは?:研究者と企業間の立場の違いを乗り越える
製造業のR&Dでは既存技術の他市場展開、新技術ポテンシャル獲得などが模索されている。その重要な戦術がオープンイノベーションだが、事業課題と研究テーマのつなぎこみにてこずるケースも多い。そこで注目したい新たな連携の事例がある。
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イノベーション創出や自社だけでは解決できない社会課題の解決に向け、産学官連携などを生かしたオープンイノベーションへの期待が高まっている。ただ、研究機関や企業などそれぞれの主体で目的が異なるために、実際に連携を進め、成果を生み出していくのは簡単なことではない。また、事業課題と研究テーマのつなぎこみがうまくいかず、個別の研究テーマで連携がうまくいったとしても単発で終わり、求める課題解決までには届かないケースも多い。
こうした中で産業技術総合研究所(産総研)の研究と、企業の求めるニーズを包括的にコーディネートし、コンセプト共創から研究開発の実施、成果の権利化やスタートアップ事業創出に至るまでの仕組みで成果を生み出そうとしているのが、産総研グループのAIST Solutionsだ。企業の事業計画や研究の出口を明確化し、共同でテーマを立てて進める共創型技術コンサルティングや、パートナー企業名を冠した連携研究室(冠ラボ)を含めた共創を積極的に活用する島津製作所と産総研グループの取り組みについて紹介する。
提供:国立研究開発法人産業技術総合研究所
アイティメディア営業企画/制作:MONOist 編集部
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