法規UN-R155や国際標準規格ISO/SAE21434の施行により、自動車メーカとしてCSMS(Cyber Security Management System)や車両の型式認定取得が必須となり、近年、一見セキュリティリスクが低い装置に対してもサイバーセキュリティの重要性が高まっています。
ただし、ISO/SAE21434に準拠する必要があると認識される一方、車載OEMから具体的な要求が出てこない中、事前の準備が難しく、規格でも具体的な設計要件等には触れられていないため、何から取り組めばよいかわからないという課題を抱えているサプライヤは多いようです。
そこで本ウェビナでは、これから自動車サイバーセキュリティについて対応を検討される方向けにISO/SAE21434の認証取得を目指すための解決の糸口となる情報を提供します。まずは日本自動車研究所(JARI)から自動車サイバーセキュリティの概要について紹介し、次にTUV SUDからISO/SAE21434の要点と認証プロセスについて解説します。最後にMicrochipからハードウェアにおける部品選定のポイントと見落としがちな生産工程における暗号鍵書込みの重要性についてお伝えします。
こんな課題を抱える方におすすめ
- 自動車サイバーセキュリティの概略を知りたい方
- これから自動車サイバーセキュリティについて対応を検討される方
- ISO/SAE21434の概略・対応の進め方を知りたい方
- 半導体部品を選定する際の勘所について知りたい方
プログラム
7月30日(火) 10:00〜10:50 |
自動車サイバーセキュリティとは(仮) 1.自動車サイバーセキュリティ概要 2.国内外における自動車メーカの動向 一般財団法人 日本自動車研究所 伊藤 寛 氏 |
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7月30日(火) 10:50〜11:20 |
欧州における自動車サイバーセキュリティ ISO/SAE21434認証の動向 1.UN-R155 と ISO/SAE 21434との関連 2.ISO/SAE21434の概説 3.ISO/SAE21434認証について 4.まとめ テュフズード ジャパン株式会社 MO&RI 事業本部 エンジニアリング部 自動車サイバーセキュリティエキスパート 西田 俊子 氏 |
7月31日(水) 11:00〜12:00 |
ISO/SAE 21434時代に向けた Microchip社の車載セキュリティソリューション 1.MCHPから見える顧客間の情報格差/温度差、よく聞く困りごと 2.ハードウェアセキュリティの必要性 3.暗号鍵の書き込みの重要性 マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社 組込みシステムグループ FAEマネージャ 松山 将之 氏 |
セミナー概要
開催日時 | 2024年7月30日(火)10:00〜11:20 2024年7月31日(水)11:00〜12:00 |
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形式 | オンラインセミナー |
参加費 | 無料 |
主催 | 株式会社リョーサン |
共催 | 株式会社スマートエナジー研究所 |
お問い合わせ | 株式会社リョーサン ウェビナ事務局 ryosan_webinar@rsn.ryosan.co.jp |
※主催社の競合企業にお勤めの方および個人の方のご参加はご遠慮ください。予めご了承のほどお願い申し上げます。 |
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