鋳造模型の品質管理を改善、酒井木型製作所の事例に学ぶ3Dスキャニングの実力：アメテック株式会社提供Webキャスト

鋳造模型の専門企業である酒井木型製作所では、出荷前検査の最終評価が社長1人に属人化し、その間は営業活動が行えないという悩みを抱えていた。この状況を打破した、ポータブル型の高精度な3Dレーザースキャナーの実力とは？

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　創立80年を超える酒井木型製作所は、手のひらサイズのものから10メートル以上のものまで、多彩な鋳造模型を制作する鋳造模型の専門企業だ。同社の技術は、人から人へと伝承されるもので、習得には長い時間がかかる。特に、出荷前検査の最終評価は社長しか行うことができず、その間は社外への営業活動が完全にストップするという悩みを抱えていた。

　この状況を打開すべく、同社は3Dスキャナーを導入したが、速度が遅い上、1メートル以上のものを測定する際にはデータをつなぎ合わせる必要があるなど、実用性に欠けていた。そこで新たに採用されたのが、ポータブル型の高精度な3Dレーザースキャナーだ。測定中から3Dデータが作成されるほどスキャンが高速で、確認しながら作業ができるため習得も容易。またスキャン対象の大きさに制限がなく、校正が簡単な点も魅力だった。

　これにより、納品前の最終評価で社長が長時間拘束されなくなった他、レポート作成の自動化により測定結果が3Dデータとして残るなど、品質保証の面でも大きく貢献しているという。本Webキャストでは、同社の事例を基に、この3Dレーザースキャナーの実力を詳しく紹介する。