教育や技術伝承にかかる時間とバラツキ、課題解決に成功した大同工業の方法とは:動画マニュアル活用事例
深刻な人材不足から「生産性の向上」が製造業で急務となっている。課題は教育や技術伝承にかかる時間や内容のバラツキだ。OJTや紙マニュアルなど従来手法が限界を迎える中、動画マニュアル活用で課題を解決した大同工業の取り組みを探る。
製造業における人手不足や採用数の減少は、近年の深刻な課題と言って間違いないだろう。その解決策として筆頭に挙げられるのが「生産性の向上」だ。
生産性向上のための観点や手法はさまざまあるが、教育や技術伝承にかかっている時間も見過ごせない。熟練者の退職の穴を短期間で埋めるべく、即戦力となる人材を採用したいところだが、製造業全体で人手不足が広がっているためなかなか難しい。新人を教育するには、育つまでの時間だけでなく、教育やOJTを担当する人、つまり専門性の高い業務を熟知している貴重な人材の時間も割かなければならない。
加えて、新人が難しい業務を一度で覚えられるはずはなく、二度、三度と教えなければならないこともあるだろう。先輩に何度も相談する新人側も、肩身が狭い思いをしているはずだ。ことOJTにおいては、教える側の経験や解釈によって内容にバラツキも出てしまう。
マニュアルや手順書のような文書という手段もあるが、作成に手間がかかる上に、特に新人にとっては難解で、理解度や捉え方にもバラツキが生じる。そのフォローにもやはり、人手と時間を費やさなければならない。
車両用チェーンを手掛ける大同工業も、こういった課題を抱えていた。同社が課題解決のために採用したのが、クラウド動画教育システム「tebiki」だ。どのようなステップを経て課題を解決したのか、ポイントを交えて紹介する。
提供:Tebiki株式会社
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