ヤマハ発動機の事例に学ぶ、製造業DXの方向性と進め方
製造業でもその重要性が増す「DX」。だがDXの効果を最大化していくには、データ分析/活用を民主化する新たなアプローチが必要になる。DX推進で高く評価されているヤマハ発動機の事例を紹介しながら、製造業DXの方向性を探る。
デジタルトランスフォーメーション(DX)は、これまで成長戦略という文脈で語られてきた。しかしコロナ禍を境に、生存戦略の意味合いも強まっている。むしろ、デジタル技術を活用して革新を起こさなければ生き残れないということは、共通認識となっているのではないだろうか。既に多くの企業、特に大手ではDXやデータ分析を推進する専門部署を設置して業務の高度化や最適化を先導するなど、何らかの形でDXに取り組んでいる。
しかし課題も感じているはずだ。専門的なスキルを持つ限られた人にしかできない取り組みでは、扱えるテーマも、ボリュームも限られ、スケールさせることができない。この課題を解決するには、データを基に、誰でも、いつでも、同じ成果を生み出せる状態を作らなければならない。それには、プロセスと人材育成が非常に重要であり、これまでの取り組みの延長では限界がある。つまり「データ分析」「データ活用」を民主化する新たなアプローチが必要なのだ。
本稿では、このような課題の解決を支援するアルテリックスのソリューションと、ヤマハ発動機におけるDXの推進事例を紹介する。ヤマハ発動機は、DXの取り組みが高く評価され、経済産業省からDX銘柄にも認定されている。DXを進める上で、1歩も2歩も先を行く同社の事例が大いにヒントになるのは間違いない。
提供:アルテリックス・ジャパン合同会社
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