コロナ禍で広がるワークシフト、モノづくり設計者のリモートワークに必要な環境とは?
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、製造業や建設業に携わる設計者も新たな働き方へのシフトが広がった。しかし、新たなワークスタイルを進める上では、これまでになかったさまざまな課題も。モノづくり設計者の新たな働き方に最適な設計環境とは?
全世界で新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化して約1年。密集を避ける、人と一定の距離を保つ、人と接する際にはマスクを着用する――といった生活が推奨されるようになり、今やそれがわれわれの日常となった。
こうした新たな日常の到来は、製造業や建築業の設計開発現場の働き方にも大きな影響を及ぼしている。在宅勤務などのリモートワークや、オンライン会議などがこれまで以上に急速に拡大。設計業務やそれに付随する各種業務を、これまでと異なる環境で進めることが求められるようになった。
こうした設計者の働き方の変化は、メリットもある一方、新たな課題も生み出している。
その代表的な例が、リモートワーク下における設計環境の問題だ。近年、3D CADやCAE、BIMなどの設計業務に用いられるソフトウェアの高度化に伴い、設計用マシンにも高い性能が求められている。そのため、設計者が在宅勤務にシフトした場合、自宅にこうした実業務に耐え得るマシンがなければ「仕事にならない」という事態にもなり得る。
また、企業や組織視点で考えた場合、自宅などのリモート環境で設計業務を進める上では、セキュリティ対策も考えるべき大きなテーマだ。さらに、支給したマシンにトラブルがあった場合のサポートを、どのように行うかといった点も課題といえる。
では、これらの課題に対応し、設計者の新たなワークスタイルを支える設計環境は、どのように構築すべきなのか。以下ではその具体策を紹介しよう。
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