3D CADデータから瞬時に解析結果が得られるストレスゼロの次世代「設計者CAE」:ANSYS Discovery Live
品質課題に頭を悩ませている設計現場は少なくない。そのため、品質の早期作り込みを実現する「設計者CAE」の推進に取り組む企業も増えつつある。しかし、いざ始めてみると設計者からさまざまな不満が噴出し、結局現場に定着しなかったという声もよく聞かれる。解析のための手間や時間から設計者を解放し、設計者CAEの本格的な推進を可能にするツールはないものか……。
市場競争の激化や顧客ニーズの多様化などを受け、製品設計・開発の現場を取り巻く環境は厳しくなる一方だ。限られた製品開発期間の中で、要求仕様を満たす機能や性能を実現すると同時に、品質確保に取り組み、さらに低コスト化についても達成しなければならない――。
こうした厳しい要求のシワ寄せから、製品設計・開発の現場ではさまざまな課題が顕在化し、関係者の頭を悩ませている。実際、TechFactory編集部が実施した【メカ設計者の実態とキャリア】に関する調査では、「人手不足」「納期が厳しい」「急な仕様変更が多い」といった課題に加え、「デザインレビューの精度が低い」「手戻りが頻発している」「品質要求が厳しい」「設計品質が悪い」など“品質課題”に関する声も多く聞かれた。
このような品質課題を解消するアプローチの1つとして有効なのが、フロントローディングによる品質の早期作り込みを実現する「設計者CAE」の運用である。設計上の問題点の発覚は後工程になればなるほど、修正にかかる作業工数も増え、プロジェクト全体に与える影響も大きくなる。設計者CAEは、設計プロセスの段階で設計者自らがCAEを駆使し、問題点を早期に発見することで設計品質を高め、試作回数やその後の手戻りを削減して開発期間の短縮を実現するアプローチである。
だが、現実に目を向けてみると、設計者CAEの運用は一筋縄ではいかない。それは設計者CAEの運用のために、設計者に強いる追加作業が発生し、その手間や時間が負担に感じられてしまうためだ。具体的には、「せっかく設計した3DモデルをCAEのために単純化しなければならない」「メッシュを切るのに時間がかかる」「境界条件の設定が面倒」「計算に時間がかかり、結果収束しないケースもある」といった不満の声がよく聞かれる。また通常、設計後に専任者CAEで高精度な解析を実施するため、設計品質向上のためのトライ&エラーを目的とする設計者CAEの段階では、解析精度よりもスピード、つまりある程度の“傾向”を素早くつかむことの方が重要視される。
こうした要因が設計者CAE推進の障壁となってきたわけだが、ついに設計者CAEの決定版といっても過言ではないツールが登場した。3Dモデルの作成/編集と同時に、瞬時に解析結果を表示してくれるリアルタイムシミュレーションツール「ANSYS Discovery Live」である。これまでの設計者CAEの不満点を払拭(ふっしょく)し、設計現場の課題解決に役立つ、Discovery Liveの魅力について紹介していこう。
設計者CAEの課題を解消! 驚異の解析スピードが設計プロセスを変革する
提供:アンシス・ジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部/掲載内容有効期限:2018年3月31日
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