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「iPhoneでSUICA」を支えるNFCが変える、日本の法人スマホ:モバイルNFCの可能性
iPhone7よりNFCによるSuicaの利用が可能となったが、NFCはSuica専用の技術ではなく、汎用的に利用できる非接触通信技術であり、iPhone 7への搭載によって日本におけるモバイルNFC利用拡大の糸口となることが予想される。法人活用を含めたNFCの可能性を探る。
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今やコンシューマーからビジネスマンまでスマートフォンは必携のツールになりつつある。総務省が2016年7月に発表した「平成28年版 情報通信白書」によれば、2015年末時点の携帯電話の普及率95.8%に対して、スマートフォンの普及率は72.0%となっている。つまり携帯電話のうちの約75%がスマートフォンユーザーということを意味する。
スマートフォンはデータ収集やソーシャルネットワークを通じた日々のコミュニケーションのみならず、スケジュールやパーソナライズ機能が連携することで行動をサポートするアシスタント的存在へと変質しつつある。そしていま、従来は「物理的な“カード”」として別個に扱われていた利用者本人の「証明書」や「鍵」がスマートフォンへと入ることで、より日々の行動に密接に結び着こうとしている。
今回は、こうしたスマートフォンとアイデンティティーに関する最新トレンドを紹介しつつ、iPhone 6以降に導入された「NFC(Near Field Communication)」の可能性について考えてみる。
スマートフォンは業務利用を含めた、個人情報へのアクセスキーに
提供:KDDI株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部/掲載内容有効期限:2017年3月31日
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