“実践/実装”が加速する「日本版 製造業IoT」、日系製造業の現在地と将来像:進む製造業革新
IoTによる製造業革新の動きが加速している。ドイツのインダストリー4.0など世界中で取り組みが加速する中、日本の製造業の現在地はどうなっているのだろうか――。本稿では、2016年7月22日に開催されたIoT特別セッション「実践IoT! 世界に負けないものづくりへ」から、製造現場の最前線でのIoT活用実践の状況と日本のモノづくりにおけるあるべき姿をお伝えする。
ドイツ連邦政府が主導するモノづくり革新プロジェクト「インダストリー4.0」や米国の主要企業が取り組むインダストリアル・インターネット・コンソーシアム(IIC)など、IoT(Internet of Things、モノのインターネット)を活用した製造業革新の動きが加速している。日本でも政府の支援などが進んできたが、報道などでは「日本の製造業のIoTの取り組みは遅れている」と指摘されることも多い。果たして日本の製造業の最前線ではどういう取り組みが行われているのだろうか。
NECのユーザーイベント「NEC iEXPO KANSAI 2016」で開催されたIoT特別セッション「実践IoT! 世界に負けないものづくりへ」では、製造現場のIoT革新の最前線で現在進行形の取り組みを進めている、デンソーウェーブ IoT推進部 副部長の小南哲也氏、三菱電機 名古屋製作所 e-F@ctory推進プロジェクトグループ プロジェクトグループマネージャーの楠和浩氏、NEC 執行役員の松下裕氏の3人の有識者が登壇。製造現場で実際に今行っていることを紹介した他、製造現場のIoT活用を成功させるポイントなどについて考えを述べた。
提供:日本電気株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部/掲載内容有効期限:2017年3月31日
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