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サプライチェーンの課題として取り残される中小製造業のICT活用製造業IoT

製造業の新たな価値創造として注目を集めるIoT活用だが、中小製造業ではそれ以前のICT活用が十分に進んでいないという現状が生まれている。製造業におけるICT活用の浸透度と企業規模による“格差”について探る。

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 ドイツ連邦政府が進めるモノづくり革新プロジェクト「インダストリー4.0」や、米国の大手企業が連携して取り組む「インダストリアルインターネットコンソーシアム」など、世界中で製造業のIoT(Internet of Things、モノのインターネット)活用が大きな注目を集めている。日本政府もIoTによる産業構造の変革に対し「第4次産業革命」を「日本再興戦略」の中に含めるなど、安倍政権における成長戦略のカギを握る存在となってきている。

 特に製造業においては、ドイツのインダストリー4.0が大きな注目を集めたことから、IoT活用への意欲が急速に高まっており、IoTの価値でもある「つながる工場」や「つながる製品・サービス」の実現に向けた動きが活発化している。しかし、ここにきて問題視されてきたのが、「中小企業のICT活用」の問題である。IoT活用の価値を最大化するためには、サプライチェーンのあらゆる領域でデータやシステムが連携できなければならない。しかし、中小企業におけるCT活用の遅れによる“格差”が生まれ、こうしたIoT活用が進まないという状況が、データからも浮き彫りになってきている。


提供:KDDI株式会社
アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部/掲載内容有効期限:2016年9月30日

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