EC事業の拡大を受け、国内の宅配便取り扱い個数は年間1〜2億個のペースで増大している。一方で物流現場の人手不足は深刻化しており、時間も手間もかかる荷物サイズの計測業務を、いかに効率化するかが課題となっている。
定型サイズに入らない商品や多品種少量生産に伴う調達コストの高騰、緩衝材の必要量など、梱包における課題は枚挙に暇がない。こうした悩みを一掃するのが、単一資材からジャストフィットの段ボールをその場で製造できるシステムだ。
コロナ禍の影響で物流量が急増する中、手作業でのプロセスが多い梱包作業を自動化するソリューションへの注目度が高まっている。物流全体の改善にも貢献するというこのソリューションの導入効果を詳しく見ていく。
物流ビジネスへの注目が日増しに高まる中、新たなイノベーションによって、物流の第4次産業革命ともいえる「Logistics 4.0」が起きつつある。本連載では、Logistics 4.0の動向解説に加え、製造業などで生み出される新たな事業機会について紹介する。第1回は、Logistics 4.0までの物流におけるイノベーションの変遷を解説する。
矢野経済研究所は、国内の倉庫内物流テック市場に関する分野別動向の調査結果を発表した。物流のデジタル化が進み、倉庫内物流テック市場は伸長すると予測している。
日本型モノづくりの象徴ともいうべき「トヨタ生産方式」。本連載では多くの製造業が取り入れるトヨタ生産方式の利点を生かしつつ、IoTを活用してモノづくりを強化するポイントについて解説していきます。第6回は、グローバル化の進展によって重要度を増している物流でIoTを活用する考え方について説明します。
物流のスマート化に取り組むスタートアップGROUNDは2021年6月15日、物流施設統合管理/最適化システム「GWES」を同年8月2日に提供開始すると発表した。また、トラスコ中山が2024年に本格稼働を予定している物流施設「プラネット愛知」にGWESを導入する計画も説明した。
ワークマンと日立製作所は、両社の協創を通じてワークマンの店舗における約10万品目の発注業務を自動化する新システムを開発したと発表。これまで各店舗で1日当たり30分かかっていた発注業務を2分に短縮するとともに、新業態の「WORKMAN Plus」などで発生していた欠品による販売機会ロスを抑制する効果などを見込む。
アスクル、電気通信大学、タイムインターメディアは共同で、AIによる物流センターの在庫配置最適化アルゴリズム開発に向けた実証実験を開始した。進化計算手法を活用した、在庫配置を常に最適化し続けるシステム開発を目指す。
提供:Automagi株式会社、株式会社TANAX
アイティメディア営業企画/制作:TechFactory編集部/掲載内容有効期限:2022年3月30日
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