AI時代に求められるのは、設計者の思考を止めない環境づくりだ。AI活用が広がる中、「ISVサミット」では主要ベンダー各社が、データ管理やシステム連携、計算基盤を含めた環境整備の重要性とその実現に向けた方向性を示した。
製造業の設計現場でもAI活用への期待が高まっている。CADやCAEツールへのAI機能の実装も進みつつあり、設計の効率化や高度化に向けた取り組みは新たな段階を迎えている。
一方で、AIをどのように業務へ組み込めばよいのか、設計者の役割はどう変わるのか、あるいはデータ管理やシステム環境をどこまで整備すべきなのかなど、現場にはさまざまな課題もある。
AI活用で重要なのは、AI導入そのものではなく、設計者の思考を止めず、より良い設計を生み出せる環境を実現することだ。それがAI時代の設計現場における大きなテーマといえる。
こうした課題意識の下、2026年6月25日にオンラインセミナー「ISVサミット『AI時代の“設計者の思考を止めない”設計現場の今』」(主催:アイティメディア/協賛:デル・テクノロジーズ)が開催された。
オートデスク、PTCジャパン、アンシス・ジャパン、NVIDIA、デル・テクノロジーズといった、AI時代の設計環境を支える主要ベンダーが一堂に会し、設計者の思考を止めない環境を実現するための方向性や具体的なアプローチについて発信した。以降、各講演およびパネルディスカッションの模様を紹介する。
※ISVとは「Independent Software Vendor(独立系ソフトウェアベンダー)」の略称です。CAD/CAM、CAE、シミュレーションなど、製造業のユーザーが業務で利用するソフトウェアを開発/提供する企業を指します。
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