準備不要でパワーMOSFETが事前検証できるオンライン電源回路シミュレーター：さまざまな電源トポロジーに対応

環境構築不要かつ少ない設計ノウハウでさまざまなトポロジーの電源回路を本格的に検証できるオンラインシミュレーターが登場した。MOSFET選定の効率化が期待できるこのシミュレーターを詳しく紹介する。

[PR／TechFactory]

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　スイッチング電源回路は、使用するパワーMOSFETや周辺回路部品の定数によって、動作効率が大きく変わる。そのため、電源回路設計では適切なMOSFETを選び、最適な周辺回路部品の定数を導き出すために、試行錯誤を繰り返す必要がある。

　何度も回路図を描き、試作を繰り返すと膨大な時間を要するため、シミュレーターの利用が一般的になりつつある。ただ、シミュレーション環境の構築には、時間と労力、コストがかかる。シミュレーション時間を短縮するためには優れた処理性能を持つ高価なPCなどが不可欠で、シミュレーション用モデルのダウンロードなどにも時間と労力がかかる。シミュレーションの基本になる回路も、リファレンスデザインなどを利用することになるが、特定の条件に最適化されており、個々にアレンジして使用する必要があるため、設計ノウハウが必要になる。時間と労力、コストをかけて構築した環境でシミュレーションしたものの、実機と異なる結果になってしまったということも珍しくないだろう。

　そうした中で、環境構築不要かつ少ない設計ノウハウで多様なトポロジーの電源回路を本格的に検証できるオンラインシミュレーターが登場した。パワーMOSFET選びの効率化が期待される、このオンラインシミュレーターの概要や使用方法などを紹介する。