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納入リードタイム短縮に向けて、ドイツ現地で精密軸受の量産を開始NTN Kugellagerfabrik/NTN Mettmann

NTNは、ドイツの製造会社NTN Kugellagerfabrikの子会社NTN Mettmannで、工作機械向け精密軸受の量産を2018年8月末に開始すると発表した。

» 2018年10月01日 12時00分 公開

 NTNは2018年8月23日、ドイツの製造会社NTN Kugellagerfabrik(Deutschland)の子会社NTN Mettmann(Deutschland)で、工作機械向け精密軸受の量産を同月末に開始すると発表した。現地での生産化により、工作機械向けの納入リードタイムを短縮する。


 NTN Kugellagerfabrikでは、欧州でニーズの多いP42精度級を中心とした外径35mmからの高精度なアンギュラ玉軸受を生産する。多列使用が可能で汎用性を備え、フラッシュグラウンド加工を施した製品となる。

 同社は今回、ドイツで精密軸受の量産を開始することで、欧州市場において受注から3週間で商品を供給できるようになる。納入リードタイムの短縮により、欧州市場における精密軸受の売上高を約3割拡大するとしている。

NTNの欧州拠点 出典:NTN NTNの欧州拠点 出典:NTN

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