リンクスは、2018年度新事業戦略としてエンベデッドビジョン事業の本格展開を掲げ、新会社「リンクスアーツ」を設立すると発表。技術商社としてだけではなく、コンサルティングやボード設計、製造を含めたトータルソリューションを提供することで、同社が得意とする工場内から“工場外”へとビジネスを拡大したい考えを示した。
技術商社のリンクスは2018年6月6日、2018年度新事業戦略に関する記者説明会を開催し、エンベデッドビジョン事業の本格展開を見据え、同事業を推進する新会社「リンクスアーツ」を設立すると発表した。
リンクスは、プリント基板の設計や製造、画像処理技術を中心とした各種装置設計および製造に関する技術や知見を有するアイティエスエンジニアリング(東京都青梅市)を同年4月25日付で100%子会社化し、同年6月25日付で社名をリンクスアーツへ変更する。
これにより、リンクスの事業範囲は従来強みであった工場内から“工場外”へと拡大することとなり、設計および製造を含めたサービス展開を強化するという。
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