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» 2018年05月31日 10時00分 公開

つながる工場と高まるリスク:生産ラインが止まるかも!?「つながる工場」のリスクに対処するIoTセキュリティ診断とは?

山積する製造業の課題解決として、「つながる工場」が注目されている。しかし、その代償として高まるのが、「稼働停止につながるウイルス感染」に代表されるセキュリティリスクだ。ラックでは、IoT機器に特化したセキュリティ診断サービスを開始し、その解決を図ろうとしている。

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つながることで描かれる「明るい未来」、その影に潜む「危険」

 ものづくりの現場は今、ニーズの多様化を踏まえた少品種大量生産から多品種少量生産へのシフト、リードタイムのさらなる短縮といった要求にさらされている。これに追い打ちをかけるのが人手不足だ。熟練した経験者が退職する時期を迎え、これまで蓄積されてきたノウハウや勘といった目に見えない資産をどのように継承していくかも、重要な課題となっている。

 そこで注目を集めているのがInternet of Things(IoT)の活用だ。製造現場の各ラインにセンサーを導入することで稼働状況や環境情報をきめ細かく収集して解析し、分かりやすく見える化する。IoTによってこうした「つながる工場」を実現し、ニーズに応じて、柔軟に生産ラインや計画を組み替えて需要に応えることが狙いだ。

 あるいは、「あの機器がこんな風に動くときは、チョコ停の可能性が高い」といった具合に、ベテラン職員の中で明文化されていなかった経験則や現場の知恵を見いだして共有することで、生産設備の稼働効率をさらに高め、メンテナンスの効率化を狙うケースも増えている。

 ただ、いくら「つながる工場」が実現できれば便利だからといって、全設備を一新するには相当の設備投資が必要であり、大規模投資が可能な大手企業以外では負担が大きすぎる。そこで、既存の生産設備にアタッチする形で導入できるセンサー類とルーター、クラウドサービスなどを組み合わせた「製造業向けIoTソリューション」が、さまざまな企業から提供されるようになった。

 こうしたソリューションの導入などによってものづくりの現場を見える化し、得られたデータを元に最適化や自動化を実現するというのが、インダストリー4.0などで描かれる明るい未来像だ。だがこれはシナリオの半面しか表していない。実はIoTを活用して工場がつながることで、セキュリティという新たな課題に直面する恐れがあるのだ。IoT機器を踏み台として生産設備に侵入を許せば、稼働停止だけでなく操業パラメータの改ざんによる設備破壊、最悪の場合は事故にもつながりかねない。

つながることで「最新の脅威」にさらされる製造現場

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提供:株式会社ラック
アイティメディア営業企画/制作:TechFactory 編集部/掲載内容有効期限:2018年8月1日