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パナ“次の100年”のけん引役「Panasonic β」は業界の模範となるか?TechFactory通信 編集後記

パナソニックが、イノベーションを量産するマザー工場として位置付ける「Panasonic β」(米国シリコンバレー)では、新たな住空間の提案に向けたプロジェクト「HomeX」の取り組みが進められています。

» 2017年12月09日 09時00分 公開
[八木沢篤TechFactory]
TechFactory通信 編集後記

この記事は、2017年12月4日発行の「モノづくり総合版 TechFactory通信」に掲載されたTechFactory担当者による編集後記の転載です。

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 “次の100年”に向け、イノベーション量産化技術の開発に取り組むパナソニック。従来の事業部制を前提とした縦割りによる個々の強化だけでなく、今後は組織や職能を超えた横の連携が必要不可欠だとし、同社は“クロスバリューイノベーション”の量産化の実現を目指しています。

 2017年7月に行われたパナソニック技術セミナーにおいて、同社 ビジネスイノベーション本部 副本部長の馬場渉氏は、縦の強みで成長してきたパナソニックを「タテパナ」、今後求められる横連携で成長していくパナソニックを「ヨコパナ」と表現。そして、ヨコパナによるクロスバリューイノベーションの量産化の実現に必要な要素として、「テクノロジー」「カルチャー」「デザイン」の3つを挙げ、そのうちテクノロジーの領域に対する取り組みを紹介しました(関連記事:パナソニック、次の百年の計「ヨコパナ」でイノベーションを量産化)。

パナ“次の100年”のけん引役「Panasonic β」は業界の模範となるか?

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