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生産ラインにおける“究極の運用効率化”を目指し、スマート工場分野で協業IIJ/平田機工

インターネットイニシアティブ(IIJ)と平田機工は、スマートファクトリー分野における協業を発表。両社が保有する技術や知見を融合させることで、運用効率の高い最適なスマートファクトリーを目指す。

» 2017年10月27日 08時00分 公開
[八木沢篤TechFactory]

 インターネットイニシアティブ(IIJ)と平田機工は2017年10月19日、スマートファクトリー分野における協業を発表した。両社が保有する技術や知見を融合させることで、運用効率の高い最適なスマートファクトリーを目指すとしている。


製造プロセスの高度化を追求、医療分野への展開も視野に

 IIJのIoTサービスなどを活用し、平田機工が提供する生産設備にIoTセンサーを組み込むことで、ハードウェア故障の予兆検知を実現、設備の予防処置や予防保全に役立てるという。生産設備の運用状況に関する情報はクラウド上に収集、可視化され、ポータルサイトで一元的に運用管理することで、保守点検の人員最適化や対処工数の削減を可能とする。なお、設備の運用状況はWeb上でセキュアに閲覧できるため、国内に限らず海外における工場の遠隔管理にも有用だという。

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