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既設ネット回線を用い、安全・低コストに機器のリアルタイム遠隔操作を実現東芝情報システム NetNucleus Cloud Hub

東芝情報システムは、IoT接続基盤ソフトウェア「NetNucleus Cloud Hub」の販売を2017年9月20日から開始すると発表した。

» 2017年09月28日 07時00分 公開
[八木沢篤TechFactory]

 東芝情報システムは2017年9月19日、IoT接続基盤ソフトウェア「NetNucleus Cloud Hub」の販売を同年9月20日から開始すると発表した。


 同製品は、ファイアウォールの内側にある組み込み機器を、クラウド上から安全かつリアルタイムに操作できるソフトウェア。東芝 研究開発センターで開発し、東芝グループの商用サービスで活用実績のあるソフトウェアを、同社がパッケージ化した製品である。

 IoTの普及に伴い、遠隔地から各種機器をリアルタイムに操作し、メンテナンスサービスなどに役立てたいというニーズが高まっている。しかし、企業や家庭内のネットワークは通常、ファイアウォールなどで守られており、リアルタイムな遠隔操作を実現するには、ファイアウォールの設定変更、専用回線やゲートウェイの設置といった対処が必要となり、安全性とコストの両面で課題がある。

既設のインターネット回線をそのまま利用可能

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