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» 2017年09月14日 12時00分 UPDATE

Toyota Safety Sense:「プリウス」の追突事故が半減、「Toyota Safety Sense」の運転支援で

トヨタ自動車は運転支援システム「Toyota Safety Sense」を搭載する「プリウス」は非搭載車と比較して追突事故が半減したと発表した。アクセルの踏み間違いや踏み過ぎによる衝突被害を軽減する「インテリジェントクリアランスソナー」とToyota Safety Senseの両方を搭載した場合は、追突事故が非搭載車と比較して9割減少するという。

[提供:MONOist編集部,TechFactory]

 トヨタ自動車は2017年8月28日、運転支援システム「Toyota Safety Sense」を搭載する「プリウス」は非搭載車と比較して追突事故が半減したと発表した。アクセルの踏み間違いや踏み過ぎによる衝突被害を軽減する「インテリジェントクリアランスソナー」とToyota Safety Senseの両方を搭載した場合は、追突事故が非搭載車と比較して9割減少したという。

インテリジェントクリアランスソナーの機能を体験する様子 インテリジェントクリアランスソナーの機能を体験する様子

 トヨタ自動車では、Toyota Safety Senseとインテリジェントクリアランスソナーの両方を装着する車両の設定を、2018年度末までにコンパクトカーも含めた販売台数の9割まで増やしていく計画だ。

 今回の調査結果は、交通事故総合分析センター(ITARDA)の事故データを基にトヨタ自動車が独自に算出したもの。事故件数を、販売台数と販売時期から換算した走行台数で割って追突事故発生率とした。

 対象車種はプリウスのみで、調査期間は2015年12月〜2016年12月。調査対象は約24万7000台で、「Toyota Safety Sense P」のみの搭載車が約8万4000台(約34%)、Toyota Safety Sense Pとインテリジェントクリアランスソナーの両方を搭載しているのは約12万1000台(約48.9%)という内訳だった。

 Toyota Safety Senseは、2015年から導入を進めている運転支援システム。レーザーレーダーと単眼カメラを用いる「Toyota Safety Sense C」と、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせるToyota Safety Sense Pの2種類が用意されている。プリウスは2015年12月に全面改良し、Toyota Safety Sense Pを一部グレードに標準装備とした。

 Toyota Safety Sense Pは歩行者の検知と衝突回避に対応した自動ブレーキとなっているが、Toyota Safety Sense Cの自動ブレーキは車両にのみ対応する。どちらを搭載するかはモデルによって異なる。

 Toyota Safety Sense Pとインテリジェントクリアランスソナーの両方を搭載するモデルは、経済産業省や国土交通省などが普及させている「安全運転サポート車」の「サポカーS・ワイド」の条件を満たす。サポカーは3段階に分かれており、最上位のワイドは以下の機能を搭載することが条件となる。

  • 対歩行者の自動ブレーキ
  • ペダル踏み間違い時加速抑制装置
  • 車線逸脱警報もしくは車線維持支援装置
  • 自動切替型前照灯、自動防眩型前照灯または配光可変型前照灯

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