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» 2017年05月16日 09時00分 UPDATE

TechFactory 人気記事TOP10【2017年4月版】:安心・安全なIoTデバイス開発のヒントをマルウェア「Mirai」から学ぶ

TechFactoryオリジナル記事コンテンツの人気ランキングTOP10をご紹介。今回は、史上最大規模のDDoS攻撃を引き起こしたとされるマルウェア「Mirai」の手口とその対策を解説した記事が堂々の第1位に! MiraiのソースコードからセキュアなIoTデバイスを開発するためのヒントが見えてきます。

[TechFactory]

TechFactory 2017年4月の人気記事ランキング

 皆さん、こんにちは。TechFactory編集部です。

 今回は、2017年4月1〜30日までの期間に掲載されたTechFactoryオリジナル記事コンテンツの中から、人気記事ランキングTOP10をご紹介いたします。

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IoTデバイス開発者必見――マルウェア「Mirai」の手口とその対策

 2017年4月公開の人記事ランキング、第1位は注目キーワードを分かりやすく解説する【超速解説シリーズ】の最新記事「IoTデバイスを狙うマルウェア『Mirai』とは何か――その正体と対策」でした。

Mirai

 史上最大規模の「DDoS攻撃(Distributed Denial of Service attack)」を引き起こしたとされるマルウェア「Mirai(ミライ)」。ルーターやWebカメラなどのネットワーク接続機能を備えた機器、広義の意味でのIoTデバイスをターゲットに感染が拡大していき、最終的には数百Gbpsを超えるトラフィックを作り出し、著名なセキュリティ情報ブログ「Krebs on Security」のサービスをダウンさせました。

 なぜ、多くのIoTデバイスがMiraiに感染してしまったのでしょうか? 2016年10月、インターネット掲示板上に公開されたMiraiのソースコードを読み解いてみると、IoTデバイスの開発などに携わるエンジニアやベンダーの皆さんにとって参考になる点も見えてきます。

 実は、Miraiの感染手法はシンプルで、ランダムなIPアドレスに対して感染先を探すのですが、感染できそうなデバイスを見つけるとtelnetで接続し、多くの機器がデフォルトで設定していそうなID、パスワードでログインを試みるというのです。そして、感染したデバイスはC&Cサーバからの指示を受けて、一斉にターゲットに対して攻撃を仕掛けます……。

 IoTデバイスの開発に携わる皆さんが何をすべきか? お察しの良い方であればもうお分かりでしょうか? 超速解説「IoTデバイスを狙うマルウェア『Mirai』とは何か――その正体と対策」では、Miraiの手口だけでなく、その対策についても分かりやすく解説しているのでこの機会にぜひをご覧ください。


3D CADの歴史を振り返る、CAD勉強会レポート

 そして、PTCジャパンが開催したCAD勉強会のレポート記事「PTCが3D CADの歴史を振り返る――『Creo』の前身『Pro/ENGINEER』が生まれ、今に至るまで」が第2位となりました。

 テクノロジーの進化とともに発展を遂げてきた3D CADの歴史と、PTCの3次元設計ソフトウェア「Creo」の注目機能について、PTCジャパン 製品事業部 CADセグメントディレクターの芸林盾氏が分かりやすく解説してくれました。

 「PTCから見たCAD(3D CAD)の歴史」として、芸林氏はコンピュータで設計を行い始めた「第1世代」、3次元で形状を作り始めた「第2世代」、そして設計者の思考に合わせた設計を実現する「第3世代」の変遷を紹介。コンピュータを使って設計業務を行う(コンピュータが設計業務を支援する)CADが現在の姿になるまでの歴史、そしてCreoの前身である「Pro/ENGINEER」が誕生した背景についても詳しく解説しています。日ごろCADを使って製品設計をされている皆さんにとっても興味深い内容になっているのではないでしょうか。

第1世代(1960〜1970年代)のCAD(出典:PTCジャパン) 第1世代(1960〜1970年代)のCAD(出典:PTCジャパン)

 なお、この記事に引っ張られる形で「3D CAD導入による『効果』を実感できるのはいつか?」も第3位にランクインしています。こちらも併せてご覧ください!


インテルの考える「AI」と「FPGA」の関係

 今回のランキングで注目なのは、第5位の「インテルとAIとFPGAの関係、『組み込みAI』普及の施策」です。この記事では、インテルのプライベートイベント「インテル AI Day」に併せて来日したインテル Programable Solutions Group(PSG) ディレクターのBernhard Friebe氏に、インテルにおけるAIの取り組みと、AI技術利用におけるFPGAのメリットについて、インタビュー形式で聞いています。

インテル Programable Solutions Group(PSG) ディレクターのBernhard Friebe氏 インテル Programable Solutions Group(PSG) ディレクターのBernhard Friebe氏

 Friebe氏は「AIとは非常に広い範囲を指す言葉として利用されていますが、インテル製品を語る際にはAI=マシンラーニングであると考えて構いません。マシンラーニングの中で代表的な手法であるディープラーニングには学習と推論の2ステップがあり、学習にはXeonやNERVANAプラットフォーム、推論にはFPGAが利点を生かせると考えています」と話しています。

 FPGA大手のアルテラを傘下に収めるインテルの存在感が、今後「組み込みAI」の分野で増していくことは間違いないでしょう。インテルの考える「AIとFPGAの関係」について詳しく知りたい方はぜひ記事をご参照ください。


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