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» 2017年04月19日 15時00分 UPDATE

セイコーエプソン T3:AC100V電源で動作する産業用スカラロボット、コントローラー一体化で省スペース設置が可能に

セイコーエプソンは、コントローラー一体化とモーターのバッテリーレス化を実現し、AC100V電源で稼働可能な産業用スカラロボット新製品「T3」の国内受注を開始した。

[提供:MONOist編集部,TechFactory]

 セイコーエプソン(エプソン)は2017年3月、コントローラー一体化とモーターのバッテリーレス化を実現し、AC100V(ボルト)電源で稼働可能な産業用スカラロボット新製品「T3」の国内受注を開始した。


 エプソンでは今まで3kg可搬モデルの産業用スカラロボットは、高速で高精度な「G3」シリーズ、天吊構造で自由度の高い旋回アームの「RS3」シリーズ、基本性能を重視したシンプル設計の「LS3」シリーズを展開してきた。今回新たに設置の簡素化や使いやすさを追求した「T3」をラインアップに追加することで幅広いニーズに対応していく方針である。

産業用スカラロボット「T3」 産業用スカラロボット「T3」

 「T3」は、電子機器部品や自動車小型部品の検査工程への単純搬送や、単軸ロボットからの置き替えに最適なロボットである。ロボットコントローラーを本体と一体化したことで、省スペース化を実現している。さらに、コントローラーまでの長い配線や複雑な配線が不要で、簡単設置が特徴である。

 24Vの電源供給を備えたロボットハンド用I/Oポートが、ロボットの先端アーム付近に装備されているため、ハンドまでの配線や電源供給配線の簡素化も実現可能。さらに、ロボット上部のダクトを短く設計し、ロボットの動作中でもダクトが安定するとともに、ダクトに沿った配線も簡単に行えるようになったという。

 「T3」はバッテリーレスモーターを採用し、バッテリー交換作業が不要とした」を他、従来機「LS3」シリーズでAC200〜240Vが必要だった電源が、AC100V電源による稼働が可能としており、電源環境を気にすることなく設置ができる。


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