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職場環境とストレス度の相関は? ベルト装着型IoTデバイスで生体情報を計測SBT/ダイキン工業/青山キャピタル 実証実験プロジェクト

ソフトバンク・テクノロジーとダイキン工業 テクノロジー・イノベーションセンター、青山キャピタルは、ベルト装着型IoTデバイスを用い、職場環境とストレス度の相関などについて計測・検証する実証実験プロジェクトを、2017年7月から開始する。

» 2017年04月06日 07時00分 公開
[八木沢篤TechFactory]

 ソフトバンク・テクノロジーとダイキン工業 テクノロジー・イノベーションセンター、青山キャピタルは2017年3月22日、ベルト装着型IoTデバイスを用い、職場環境とストレス度の相関などについて計測・検証する実証実験プロジェクトを、同年7月から開始すると発表した。

 さまざまな産業分野などでIoT活用が進む中、健康管理や快適性向上といった個人の生活におけるIoT活用にも期待が寄せられている。今回の3社共同による実証実験プロジェクトでは、近年注目される労働者の健康管理や快適な職場環境作りのニーズに対応すべく、ダイキン工業が保有する独自のバイタルセンシング技術、ソフトバンク・テクノロジーが提供するセキュアなクラウドプラットフォーム、そして青山キャピタルが培ってきた幅広い顧客ネットワークを融合させ、人の生体情報とIoTを利用した新たな価値創出を目指す。


人の生体情報を用い、新たな価値創出へ

 実証実験プロジェクトの対象者(モニター)は、青山キャピタルの衣料品業界におけるネットワークを活用し、多様な職種から獲得する。モニターが身に着けているベルトに、ダイキン工業独自のバイタルセンシング技術を搭載したクリップ状のIoTデバイス(図1)を装着。多様な職場で働くモニターの生体情報をリアルタイムに計測する。

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