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» 2017年01月31日 07時00分 UPDATE

ザイリンクス Virtex 採用事例:FPGA「Virtex」、Iridium NEXTと宇宙空間に

米Iridium Communicationsが打ち上げを進めている人工衛星群「Iridium NEXT」に、ザイリンクスのFPGA「Virtex-5QV」が採用された。

[渡邊宏,TechFactory]

 ザイリンクスは米Iridium Communicationsが打ち上げを進めている人工衛星群「Iridium NEXT」に、同社の航空宇宙グレードFPGA「Virtex-5QV」が採用されたと発表した。

 Virtex-5QVは衛星に搭載されたSEAKR Engineeringのオンボードプロセッサボード(OBP)上に組み込まれており、このOBPの処理能力は最大1TFLOPに及ぶ。同社ではこのOBPについて「現在のところ、宇宙空間で最高のパフォーマンスを誇るリコンフィギュレーション可能なプロセッサ」と評している。


 このVirtex-5QVはUMC 65nmプロセスを用いたFPGAで、耐放射線処理などは米国空軍研究所支援にて開発されている。内部には13万個のロジックセル、固定および浮動小数点演算に対応した320個のDSPスライスの他、さまざまな規格に対応するプログラム可能なユーザーI/Oを836個備えている。

 Iridium NEXTは衛星通信サービスを提供する米Iridium Communicationsが打ち上げを進めている人工衛星群で、第1弾となる最初の10機が2017年1月14日に打ち上げられている。

*初出時、Virtex-5QVに関する記述に誤りがありましたので訂正いたしました。関係各位には深くお詫び申し上げます(2017年2月2日 22時3分追記)


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