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» 2016年11月04日 08時00分 UPDATE

横河電機:測定データを無線で飛ばす! ISA100 Wireless準拠のフィールド無線用振動計

横河電機は、フィールド無線規格のISA100 Wirelessに準拠したフィールド無線用振動計を発売。設備の振動を測定し、ISA100 Wirelessの無線通信で測定データを発信する。

[提供:MONOist編集部,TechFactory]

 横河電機は2016年10月、フィールド無線規格のISA100 Wirelessに準拠したフィールド無線用振動計を発売した。主に、石油・石油化学、化学、紙パルプ、薬品、鉄鋼などのプラントで使用するコンプレッサー、ポンプ、モーター、ファンなどの設備の振動を測定し、ISA100 Wirelessの無線通信で測定データを発信する。

フィールド無線用振動計 フィールド無線用振動計

 同製品は、同社のフィールド無線用マルチファンクションモジュール「FN510」と圧電型加速度センサー「LN01」とで構成される。いずれも新開発の製品で、FN510は送受信部に、同社のフィールド無線用通信モジュール「FN110」を搭載した。振動の情報は、受信アンテナとゲートウェイを経由し、分散形制御システム(DCS)などの上位システムに伝達されるため、プラントのオペレーターや保全員がリアルタイムで状況を把握できる。

 データ更新周期は10秒〜3600秒の間で設定が可能で、データ更新周期1分の場合では、10年間電池交換が不要となる。測定周波数帯域は10Hz〜10kHz、測定可能範囲は加速度0〜300m/s2、速度0〜160mm/s。防爆と非防爆の2つのタイプから選択できる。

 プラント設備においては、機器の振動の把握が異常の早期発見や故障予知に役立つ。近年では、フィールド無線システムの普及が進み、それと同時に低コストで簡単に設置可能な無線振動センサーの需要が高まっているという。


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